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2007年01月16日

野獣死すべし(松田優作版)

 yajuu
野獣死すべし

「リップバーンウィンクルって知ってますぅ?」。
名言だと思う。松田優作の鬼気迫る演技と相まって、さっぱり意味が解らない。もう全く日常会話じゃない。
要するに非日常!つまりはイッちゃってる!・・・そう、とことん狂った映画でございました。

冒頭に引用した台詞は優作扮する主人公が、自分をに疑いを持って追いかけてきた刑事を脅す時に使うものなんだけど、
この時の優作はホントにホントにホントーーゥに狂ってる!必見。

でもね、映画全体を通して狂ってんだけど一貫性を感じた。
「狂人とはかくあるべし」みたいな。

オレの日常はこっちなの!法律とか倫理とかには関わってらんないの!
っていうズレた感覚。まさにノワール。そう、映画ってこうじゃなきゃ。

途中、主人公一味が銀行強盗をするシーン中、
ちょっといい仲になってたお嬢さんに正体を感づかれそうになる。
大体の場合、ストーリー的にはお嬢さんを助けてしまって後々面倒なことになったりだとか、
お嬢さんと悲しい逃避行だとか・・って感じになりそうなもんだけど、優作はその場でお嬢を射殺!!
冷酷!!冷酷!!悪事そのものに全生涯賭けてます!
・・・まぁ、その殺しが結果的に仇になるんだけど、自分的には映画観てる間中、
優作の狂気が予想を上回り続けてくれたので良し。

この「狂った倫理に命賭けるのが当たり前!」って感覚は
コミック版の「ヘルシング」読んでる感じに近いかも。

自分内痛快作品ランキングがこの映画で更新されました・・。ビバ・ピカレスクロマン。

投稿者 mozi : 2007年01月16日 00:35

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